はじめに
サーバーを運用するとシステムログなどで問題が発生した時間など正確に管理する
必要があります。
サーバーマシンの時間が狂ってしまうと、せっかくの情報も意味がないものになりかねません.......
そこでサーバーマシンの時間を定期的に設定する方法をご紹介します。
ntpとは?
インターネット上に公開されているタイムサーバーから時刻情報を取得する手法です。
時刻取得する方法として大まかに以下のような方法があります。
・デーモンを常駐させて定期的に時刻情報を取得する。
・ntpdateコマンドを使用してcronで定期的に時刻情報を取得する。
どちらを使用するか考えましたが、デーモンを常駐させないほうがセキュリティ的にも
マシンパワー的(非力なオールドマシンなので...)にも良いのでは?
と思い、netpdateコマンドを使用する方法を選択しました。
cronの登録
・Webminよりcronの登録
「システム→予約済みCron作業」を選択
・ntpコマンドをcronへ登録
cronへntpコマンドを登録します。
実行するユーザーを選択し、ntpコマンドを指定します。
↓
/usr/sbin/ntpdate 133.100.9.2
私の場合は、近くの福岡大学のタイムサーバー(clock.nc.fukuoka-u.ac.jp)を指定しました。
※ご自身の環境に合わせて登録してください。
あとは実行する周期を選択して保存すれば、cronの登録は完了です。
作業が発生しない時間(深夜)に実行するように指定しています。
以上の設定で、周期的にntpサーバーへの時刻合わせを自動的に行うことが可能となります。
【参考】 主な日本のNTPサーバー
組織 |
サーバー名 |
IPアドレス |
福岡大学 |
clock.nc.fukuoka-u.ac.jp |
133.100.9.2 |
clock2.tl.fukuoka-u.ac.jp |
133.100.11.3 |
東京大学 |
ntp.tohoku.ac.jp |
130.69.251.23 |
東京理科大学 |
sutntp.sut.ac.jp |
133.31.180.6 |
国立天文台 |
cesium.mtk.nao.ac.jp |
133.40.40.133 |
豊橋技術科学大学 |
higw.tut.ac.jp |
133.15.64.8 |
Copyright(c) 2005, All Rights Reserved.