ラズパイ用の24VアイソレートIO基板 ~続編~

ラズパイ3A+を24VアイソレートIO基板と合体してみました。ラズパイ3BだとUSBとイーサネットのコネクタがはみ出てしまうので、ちょっと小型版でスペックもそれなりにあるラズパイ3A+を選択しました。

CPUはラズパイ3B+と同じ「SoC Broadcom BCM2837B0 @1.4GHz」を搭載しています。有線LANが非搭載で、搭載メモリも512MBと少なめですが、無線機能もIEEE802.11.b/g/n/ac(5GHzもOK)で、Bluetooth 4.2 / BLEに対応しています。今回は無線での使用を考えていたので、小型で値段も安いラズパイ3A+を選択しました。

表面には、WifiモジュールとブロードコムCPU、USB2.0コネクタ×1、5VマイクロUSBポート、HDMIポート、オーディオ出力ジャックが搭載されています。従来と同じく、カメラとディスプレイコネクタもあります。
裏面には、512MBのメモリとSDカードスロットが搭載されています。
24VアイソレートIO基板と合体するとこんな感じで、USBコネクタとIO基板の面が綺麗にそろいます。
このサイズ感は、24VアイソレートIO基板にぴったりですね。

まずは、以下の手順でOpnePLC Runtimeをインストールします。

①システムを最新にします
$ sudp apt-get update
$ sudp apt-get upgrade
②gitコマンドを使用するのでインストール
$ sudp apt-get install git
③OpenPLCをダウンロード
$ git clone https://github.com/thiagoralves/OpenPLC_v3.git
④OpnePLCをインストール
$ cd OpenPLC_v3/
$ ./install.sh rpi
⑤インストールが完了してから再起動
$ sudo reboot

再起動後にOpenPLCサーバーの動作を確認します。

・インストールしたラズパイ3A+のブラウザで「127.0.0.1:8080」にアクセス
・デフォルトのユーザー名「openplc」とパスワード「openplc」を入力してログイン

OpenPLCのログイン画面

サーバーのDashboardが表示されることを確認できれば、OpenPLCサーバーは正しくインストールされています。

OpenPLCのDashboard画面

以上で、ラズパイ側の初期設定は完了です。これからラズパイとPLCを使っていろいろ試してみようと思います。

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