最近、ノートPCやら周辺機器(PocketWifi,ワイヤレスイヤホン,携帯…)を持ち歩くようになって、リュックの中の荷物が重くなったことに気づきました。電源やら充電器を減らして軽量化できないかと思い、PD(PowerDelivery)充電器を買ったので紹介します。ノートPCの電源と周辺機器の充電をこれ1台で賄ってしまおうと考えました。
今回購入したのは、CHOETECH(チョーテック)の「PD8002」という最大65W出力対応のPD充電器です。
このPD充電器のPD(PowerDelivery)とは、4段階「5V/9V/15V/20V」の電圧を基本に、最大100W(20V/5A)※の供給を可能にする規格です。今回の製品は最大65Wなので、20Vで3.25Aが最大出力になります。PDの電圧と電流の組み合わせを調べてみると、5V/9V/15Vの場合は最大3A出力で、20Vの場合は最大5Aの出力になります。最大出力を期待するのであれば、ケーブルも5Aを流せるものを選んでおくと安心ですね。※電力[W] = 電圧[V] × 電流[A] => 100[W] = 20[V] ×5[A]
ノートPCの電力としては、27W以上(40Wくらい希望)供給できれば、パソコンを使用しながら充電も可能なので、実際に電力を測定し、どのくらい供給できてるか確認してみようと思います。
ちなみにこの製品を選んだポイントは、以下の4点です。
1.価格が安い(Amazonで800円OFFFクーポンが使えたので3199円!)
2.出力が40W以上(ノートPCの仕様で27W以上ないと使用中に充電できない可能性あり)
3.小型のもの(GaN:窒化ガリウムのものが小型で発熱が少ない)
4.Type-Aポートがあるもの(携帯などの充電もしたい)
AnkerのPowerPort III 65Wも悩んだんですが、Type-Aがついてなかったので選定から除外。同じスペックのRAVPowerの製品は、Amazonで比較すると価格がちょっと高め(4000円前後)だったので、最終的にCHOETECH(チョーテック)の「PD8002」を選択しました。最終的には、800円OFFのクーポン使用が決めてになりました。
最大65W出力対応のPD充電器:CHOETECH(チョーテック)の「PD8002」
まず、想定していたものよりパッケージの箱がおしゃれでした。製品が浮いて見えるような加工がされています。
箱をあけてみると、本体(白い袋に入っている)とユーザーマニュアル(日本語対応)が入っていました。丁寧に梱包されていて好印象です。
袋から取り出した本体です。表面がつるつるしていないので、指紋なども付きにくく、高級感があり良いです。
Type-CとType-Aの2ポート搭載しています。端子が少し右寄りになっていますが、あまり気にならないので問題ありません。電源供給時には一番下のLEDが青くほのかに点灯します。
ケーブル付きのものもあったのですが、携帯性を考慮してコネクタタイプのものを選びました。ケーブルもなく折りたたむと携帯しやすいので助かります。
角が丸まっているので、スイッチ付きのコンセントに取り付けても干渉しません。これって結構たすかります。
充電用のケーブルは、長さが1mくらいで、高速充電に対応した5Aのものを選びました。5A流すことができれば、20V×5Aの100Wまでいけるので安心ですね。
ノートPC(レッツノートCF-SVシリーズ)に接続して使ってみると、使用しながらきちんと充電も行われました。ただ、三角の注意マークが出ていて、「低速の充電ケーブル」って通知に表示されるのが気になりますが・・・
おそらく、Thunderbolt™ 3対応(40Gbps対応)のケーブルを進めてる?のかと思いましたが、5A流せるケーブルなので今回の使用では問題ないはずです。実際に電力を測定して確認してみます。
実際に電力を測定してみると、45W以上出力されていました。
期待通りのスペックです!
この充電器と数本のケーブルがあればいいので、荷物が減ってカバンの中がすっきりしました。
ちなみに、自宅用のノートパソコン(Surface Pro 4)でも、45W、15V以上のPD充電器があれば使用できることがわかりました。
せっかくなので「Surface Connect to USB-C 充電ドングル」(Amazonで995円送料無料)を購入して接続してみました。
実際に電力を測定してみると、15W(15V,1A)くらい供給できており、問題なく使用できることが確認できました。
もう、このPD充電器だけで全てが賄えます。
カバンが重いと感じている方は試してみてはいかがでしょうか?